JSMO's Best of ASCO Conference 2016

July 11, 2016

臨床腫瘍学会のベストオブアスコに参加してきました。

 日本臨床腫瘍学会とは、がんを、肺がん、胃がんなどの臓器専門ではなく、がん全体をみれる(これを横断的といいます)がん医学(腫瘍内科)のための学会です。

ASCOとは、アメリカの癌学会で、年に1回学術集会をやります(アメリカでです)。そのASCOがおそらく、世界で一番早く、多くのがんの情報をつたえてくれます。

全世界から、膨大な人数、また大多数の演題があつまります。

The BEST of ASCOとは、日本臨床腫瘍学会のそれぞれの専門家の委員が、ASCOで発表された内容のなかから、これが大事とおもわれるものを、厳選して、それぞれの分野の専門の先生が日本語で、講演をしてくれるというありがたいものでした。

がんの治療は、日進月歩で、分子レベルで、治療を考えていくことが当たり前になりつつあります。薬物療法以外の話題で、大腸がんは右側にできるのと左側にできるのでは、予後が異なることがわかってきたとのことでした。

他で、印象に残ったのは、クローディンの話でした。クローディンとは、タンパク質の一種で、体とジャンクションにおける細胞間バリアーの中心的な働きをしており、生体が恒常性を保つのに重要な役割をしています。クローディンを発見した月田承一郎先生の発見秘話もいいお話しでした。

がん(癌は上皮からできた悪性腫瘍をさす)は、まだ、生命をおびやかす恐ろしい疾患ですが、治療は確実に進歩しています。また、がんは親からの遺伝もまったくないわけではありませんが、多くは生活習慣からなると考えられています(まだ、あきらかな証拠があるものは少数ですが、だいたいはわかっています)。当院では、みなさまと一緒にがんになりづらい生活習慣を楽しく考えていきたいと思います。

 

 

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